NPOバンクが活動を始めて2年が経過しました。おかげさまで2回目の定期総会を8月30日(月)札幌 市中央区民センターで開催することができました。2003年度のバンク事業は、4回の資金貸付(通算7回)を実施することができました。NPOバンク事業組合と北海道NPOバンクは協働し、北海道におけるNPO団体の事業活動への支援を通じて、地域社会の住民生 活の改善と環境等を守る活動の一層の推進を図り、本格的なNPOと行政 との協働推進に向かうために、NPO団体が事業能力を高めていくことを 支援目的として活動に取り組んでいます。
NPOバンクの原資総額は4,300万円を越え多方面で活躍するNPOを側面から支える協力な「サポーター」として、その存在が位置づけられてきているところです。これも、皆様方の厚い支援のたまものであり、ここに厚くお礼を申し上げます。現在、多様な活動に取り組んでいる市民活動 団体には、事業資金のつなぎ融資をはじめとする資金確保の手段としてバ ンク事業を活用頂くように働きかけるとともに、借り入れの条件である出 資についても、活動団体の相互支援システムとしての性格を理解して頂くようにNPOバンク事業組合と北海道NPOバンクは連携しつつ取り組んできました。また、バンクのサポーターとして強力な支援を広く道民の方々から得られるように広報活動に取り組むと同時に、全国初のNPO法人によるNPO団体対象の融資事業に取り組むバンクとして、全国各地および関係団体からの視察を迎えて情 報提供に取り組み、 2003 年9月には NPO 全国フォーラムの開催にも協力しバンク事業を全国に発信する機会を 活用しました。2004 年7月には、第1回NPOバンクフォーラムを主催し、バンク事業関係者のネットワークの形成を通じた連帯関係を実現すると同時に広く NPO バンク事業に関心をもつ人々に対して最新かつ最先端の情報交換の機会を提供することができました。
NPOバンク事業組合と北海道NPOバンクは、今後は日本のNPO バンク活動の推進役としての自覚を高めて、今後も引き続き北海道における福祉サービス、まちづくり、環境保全、文化・芸術、スポーツの推進など幅広い分野で活動しているNPO団体の事業支援を全力で取り組みます。
市民の方々や企業等から出資をいただき、地域の課題や地域資源の活用に積極的に取り組むNPOなどの市民活動団体に融資を通じて支援をしています。 サポーターからの出資を受けるNPOバンク事業組合と、NPOなどの市民活動団体に融資する(特非)北海道NPOバンクにより構成されています。TEL:011-200-0973 FAX:011-200-0974 月~金曜日10:00~18:00
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2004-11-12
2004-08-20
RISING SUN ROCK FESTIVAL 2004 in EZO に出展
2004年8月13日(金)と14日、石狩湾新港で開催された RISING SUN ROCK FESTIVAL 2004 in EZO で国際環境NGO「A SEED JAPAN」ブースの1部に間借りさせて頂き、北海道NPOバンクの紹介ブースを設営いたしました。
また14日にはブース会場内に設置されたエコロックステージにて北海道NPOバンクの紹介をさせて頂きました。ほか、未来バンクの田中優さん、北海道グリーンファンドの鈴木亨さん、A SEED JAPANの木村真樹さんらのプレゼンが行われました。
2004-08-10
市民がつくる「銀行」 第1回NPOバンクフォーラム開催報告
国内初の NPO 法人によるNPO向け融資を行う北海道NPOバンクは2002年8月に設立されてから、2年が経ちました。2004年7月末現在での出資額は約4,300万円を超え、福祉、環境、社会教育、など幅広 い分野で活躍する NPO などに対して、資金融資を通して、経営基盤及び事業遂行力の強化に向けて支援して参りました。
この間、全国各地でも「市民系バンク」設立の動きが見られ、市民が作る市民のための「銀行」は広がりをみせています。このほど、北海道NPOバンクの取り組みを広く紹介し、他都府県における市民系バンクの創出や、ネットワークづくりを目指して、7月16、17日の2日間にわたりフォーラムを開催いたしました。
北海道クリスチャンセンターで行われたフォーラムでは、「NPOと資金調達」と題して、NPOを取り巻く資金調達の現状と先 駆的な取り組みについて、北海道グリーンファンド理事長の杉山さかゑさんに御講演いただきました。続くパネルディスカッションでは、田尻佳史さん(日本NPOセンター 理事兼事務局長) 、田中優さん(未来バンク事業組合理事長)、山口郁子さん(中央労働金庫営業推進部次長)、向田映子さん(女性・市民信用組合(WCC)設立準備会代表)をパネリストに招き、「ボランタリー・ファイ ナンスの可能性」について熱い議論が交わされました。
この間、全国各地でも「市民系バンク」設立の動きが見られ、市民が作る市民のための「銀行」は広がりをみせています。このほど、北海道NPOバンクの取り組みを広く紹介し、他都府県における市民系バンクの創出や、ネットワークづくりを目指して、7月16、17日の2日間にわたりフォーラムを開催いたしました。
北海道クリスチャンセンターで行われたフォーラムでは、「NPOと資金調達」と題して、NPOを取り巻く資金調達の現状と先 駆的な取り組みについて、北海道グリーンファンド理事長の杉山さかゑさんに御講演いただきました。続くパネルディスカッションでは、田尻佳史さん(日本NPOセンター 理事兼事務局長) 、田中優さん(未来バンク事業組合理事長)、山口郁子さん(中央労働金庫営業推進部次長)、向田映子さん(女性・市民信用組合(WCC)設立準備会代表)をパネリストに招き、「ボランタリー・ファイ ナンスの可能性」について熱い議論が交わされました。