2025-08-18

 

NPOバンク事業組合/北海道NPOバンク 解散に向けた取り組みについて

​NPOバンク事業組合 

 理事長 高木晴光

特定非営利活動法人 北海道NPOバンク 

 理事長 河西邦人

 

  NPOバンク事業組合/北海道NPOバンクは、200210月の設立以来、地域のNPO法人や任意団体、ワーカーズコレクティブ等への融資を通じて社会課題の解決に貢献してまいりました。しかしながら、このたび20252月の理事会において、当バンクの役割が果たされたと判断し、解散するかどうかについて、総会で議論・決定するために提案することにいたしました。

 

当バンクは、地域の金融機関が、資本金がないことを理由にNPO法人への融資を行えなかった状況を受け、市民の皆様からの出資をもとに融資を行うことで、その課題を解決してきました。しかし、近年では一般の金融機関もNPO法人への融資を積極的に行うようになり、また、クラウドファンディングや補助金・助成金など様々な資金調達の手法が充実してきました。さらに、事業型NPOの増加により、従来よりも多様な資金調達が可能な環境が整ってきたことから、当バンクの果たすべき役割は終えたと判断いたしました。

 

こうした社会環境の変化を受け、20252月の理事会において、NPOバンク事業組合、及び北海道NPOバンクの解散を解散するかどうかを、総会で議論・決定するため、必要な手続きを進めております。

※解散は、2025829日の会員総会において正式に決定する予定です。その後、貸付金の回収、及び出資金の返金作業を行い、実際の解散は2028年秋ごろの予定です。

 

出資者・関係者の皆様には、20259月以降に解散に関する詳細なご案内、出資金の返済に関する資料などを郵送いたします。

 

これまでのご支援に心より感謝申し上げますとともに、解散に至った経緯についてご理解のほどよろしくお願いいたします。